こんにちは。Luluです。
Clicks の物理キーボードケースを購入したのでレビューします。結論、趣味の領域。手ぶらでスマホで長文打ちたい人におすすめだったりしますが、スマホの一番の魅力である手軽さを捨てるのが悩みどころ。あと奇抜なのでかなり目立つのでやっぱり趣味の領域。ちなみにPixel 9/Pixel Pro用もあったりします。
Clicks Keyboard はBlackBerryリスペクト

Clicksはイギリス発祥で、BlackBerryリスペクトのブランドです。デザイナーに元BlackBerryの人間がいるんだとか。と言うわけでかつてのBlackBerryを大きく意識した、と言うより大きな特徴であったキーボードを今の時代に合わせて組み込んでいると言うのがコンセプト。
僕自身はBlackBerryを所有したことはありませんが、物理キーボードはガラケー時代を連想させ、形は違えど昔はポチポチやっていたなあ…と思わせてくれる製品。
と言うわけでClicksの大きな特徴としてはその物理キーボードに集約されますが、本質的な購入目的としてはnoteをスマホ一本で書こうと思い、Bluetoothキーボードを持っていくとスマホスタンドも必要だし、地味に荷物多くなるなと思い、「Clicksなら本体だけで長文書けるんじゃ?」と思い半信半疑で購入。
流石に定価で買う勇気がなかったので、メルカリを見て見たら出品している人がいたのでメルカリで購入。普段はメルカリで購入は絶対しないのですが。
ちなみにフリック入力でもnoteは書けますが、フリック入力はほぼ親指だけで入力をするため、長文は不向きだと思っています。
外観と装着

今回は僕の所有しているiPhone 16 Pro Max用を購入。ケース一体型で、USB-C接続型。ケース本体にもUSB-C端子は付いているので問題なし。

背面には実はMagSafeが内蔵されているので、アクセサリー装着可能。質感も全体的に安っぽさはなくむしろ良い方。

装着した状態。軽く20cm以上あるので、かなり大きくなります。スマホは精々16cm程度なので、4cmほど縦に大きくなります。ギリギリポケットには入る。
良かった点
意外とポチポチ打てる

最初はこんなんで打てるのかとか思いましたが、意外とポチポチ長文入力が可能。押した感じのポチポチ感が良く、集中して入力ができる。
何気にバックライトを搭載しているので、暗いところでも問題なし。
なお、ソフトウェアキーボードも右下2番目のキーを押せばソフトウェアキーボードもすぐに出すことができます。
スマホの画面を広く使える

スマホにキーボードを設定するのと同じように、Click KeyBoardを使って文字入力するときはソフトウェアキーボードが表示されないので、スマホ本来の画面サイズを広く使えることができる。実際ソフトウェアキーボードで画面の3分の1は持ってかれますが、これを画面領域として使えます。
画面全体を見渡せるので体感の広さがかなり感じられます。
スマホだけで長文が打てる
ケースなので、スマホだけ、カバン不要で物理キーボードが使えるようになります。個人的には大きなメリットです。フリックは長文には不向きで、Clicksもフリックと同じように親指だけで打ちますが、両手の親指を使うので指の疲れが一本に集中しないので、長文は必然的に打ちやすくなります。
アプリでショートカット等の設定が可能

専用アプリが用意されており、細かい設定が可能。ショートカットも用意されており、cmd +cのコピーなどの基本的なショートカットの他、iOSのショートカットアプリを経由して好きなアプリ起動に設定することもできます。意外と設定が奥深く、僕はあまり積極的には使いませんでしたが。
一応Dynamic Islandにも対応しており、後述するモード切り替え時にも通知がDynamic Islandで邪魔にならない範囲で来たり、完成度は結構高い。
微妙な点
デカすぎてスマホの取り回しの良さを損なう

最大のデメリット。装着すると約4cmほど大きくなり、4cmって大したことないんじゃと思いますが、想像以上に巨大化します。
ポケットには一応ギリギリ入ることは入りますが、存在感も大きくなり、取り回しがかなり悪くなる。スマホはポケットからすぐに出せる取り回しの良さがPCやタブレットと違う最大の魅力だと思いますがこれを犠牲にする。
加えて、ちょっと調べるみたいなシーンでも片手でさっと入力できるところがClicksの場合は片手入力は厳しく、とにかく取り回しが悪くなります。
ちなみに、通勤電車で立っている時のような、ぼんやりニュースを眺めるくらいならそこまで邪魔にならないですが、入力はソフトウェアキーボードをすぐに出せるとは言え、入力はかなりしづらくなります。
キー配置にやや癖がある

そもそもキーボードの配置はそこそこ特殊で、数字キーと矢印キーは兼用。
- 数字キーは左下の「123」キーを押してからq列の対応する数字を押す
- 矢印キーは「123」「cmd」キーを同時押しして、「WASD」「IJKL」キーを押す
数字キーは、一度数字を押すと通常の入力モードに戻りますが、これは設定で数字モードにし続けることも可能。
矢印キーは2ボタン同時押しが面倒で、カーソルを好きな位置に戻した後、次に打つ文字は「WASD」「IJKL」以外でないと解除されません。
なので[適当なキーを押す] → [モード解除] → [適当なキーを削除]、みたいなことが頻繁にあり使いづらさが目立つ。
コピペとかは簡単にできるのに、カーソルキーの移動だけ使いづらさが異様に目立ちます。
端末買い替えで使えなくなる
端末に直差しするその形状故、買い替えで使えなくなる。しかも直差ししている都合上、気軽に取り外せるようなケースではない。これは後述しますが後継品で解消済み予定。
ついでに価格も円安の影響で高め。僕はメルカリで中古品購入なので半額程度で購入してますが、定価ベース(大体¥15,000ほど)で買うとケースとしては間違いなく高級品なので、気軽には買えない。
2年くらいでスマホを買い替えてしまう人にはコスパが非常に悪い。
姿勢が悪くなり首が痛くなる
地味に大きなデメリットなのですが、通常スマホを触るときは首を下に向けると思います。Clicks KeyBoardは入力に集中力が必要な分、この姿勢を作り出すことが極めて多く、姿勢が悪くなりがちでストレートネックになります。
本体の重心も下に来るので尚更姿勢が悪くなる気がする。
カバンいらずの物理キーボード

カバンいらずで物理キーボード環境を作り出すことができるのが最大のメリットな気がする。
デメリットもそれなりに多く、側から見ると異様なケースなので人を選びます。
個人的にはnoteの執筆目的で購入しましたが、入力自体は快適な方でしたが、地味に首が痛くなるのがキツく手放してしまいました。
4月にはClicks Power KeyBoardが発売予定

気が付けば、2026年4月にはClicksの新作としてPower KeyBoardが発売するようです。
端末を問わないモデルなので、より気軽に購入できる。MagSafeで装着してバッテリーも付いているみたいなので、より取り回しがしやすくなりそう。
- 必要ない時に取り外せる
- 給電レベルのモバイルバッテリーになる
- 機種を問わず買い替えの必要がない
この上記3点が解消されるため、先ほど微妙な点で挙げた
- デカすぎてスマホの取り回しの良さを損なう
- 端末買い替えで使えなくなる
- 姿勢が悪くなり首が痛くなる
この点は解消される。分離できるようになるので、多分姿勢が悪くなるのも解消されると思います。
後は文字の打ち方と価格くらいがデメリットになり、大幅にアップデートされる予定。
何だかんだ持ち運びにiCleverの折りたたみキーボードを利用している僕ですが、Power Keyboardは本体サイズもかなり小さくなるので、重量次第ですが、これにアップデートしてみるのもありかもしれない。
価格は相変わらず高いのが難点でどちらかというと持ち運び特化になってしまうので、結局通常のキーボードとの併用は必須になるので微妙ですが。